映画「最強のふたり」

           映画「最強のふたり」
                                                 

 久しぶりの映画鑑賞、試写会「最強のふたり」に友人が誘ってくれたお蔭で元気をいただきました。私にとっては洋画でこれほど感動したことはない奇跡の感動実話映画でした。
フランス、ドイツ、オーストリア、スペイン、イタリア、スイス、ベルギー、ポーランドなどですでに興収1位を得、9月1日ついに日本へ。ヒットが楽しみとなるフランス映画です。

 フランソワ・クリュゼが扮するフィリップは大富豪、事故で全身マヒとなり車椅子で生活しています。インテリでシニカルだが思慮深い性格の持ち主。5年前に妻を亡くしています。
 一方オマール・シー扮するドリスはスラムで生活する大家族の長男、事件を起こし収監され、出所して間もない。女好きで下ネタを連発する粗野な男だが性格はとても優しい。

この出会う筈のない二人が常識破りの人生に溢れるユーモアでストレートに繰り出すのですが、ハラハラさせられるなかでも介護や人間関係などに考えさせられるヒントが隠されています。

大まかなストーリーは
車椅子生活をおくる大富豪フィリップは、介護者面接の中で「不採用のサインをくれ」とやってきた黒人青年ドリスに興味を持ち採用します。そこからふたりの異文化の生活がはじます。フィリップにとっては趣味も嗜好も異なる戸惑いの中でも、正直で優しいドリスの言動に心が開かれていきます。ある日ベッドで苦しむフィリップに滲み出る額の汗を拭い呼吸を穏やかにさせて外に連れ出します。介護のマニュアルにない真の人間関係を感じさせる場面でもあります。
やがて二人は数々の冒険に挑んでいきます。スポーツカーに乗り地の果てまで走らせ、パラグライダーで空を飛び、風俗にもそしてオーケストラをバックに踊るなど新しい挑戦を心から楽しみ二人の間にはユーモアに富んだ最強の友情が育まれていくのです。

俳優の片岡鶴太郎は
 「人間の根源の魂の出会いとは、このことである。人間には『社会的な出会い』と『魂の出会い』とがある。しかし、人間の本来の出会いとは魂が根源の出会いである。それを言葉なくして語る映画である」 と絶賛しています。

とにかく笑いと涙あふれ、いつまでも止まらない私でした。今もなお温かい余韻に浸っています。

                            2012.8.26
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