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詩「四月の画像」

              やなぎ ゆう

   今、雲海の幕が開き
   丹沢連峰が蒼色に映え 姿を現す
   雲の帯 山の肌に漂う

   連山の裾野に
   萌黄色の木々たちが
   モーグルのように
   モコモコと躍動する

   柔らかい桜色が
   萌黄の水彩にちりばめ彩りを添える

   画像はスクロールされ

   樹木の中に浮かぶ
   白い箱の積み木
   リゾートのように
   静かに佇む

   赤い若葉の紅要黐 (ベニカナメモチ)が
   アクセントの生垣ラインを描き
   朝日に透けて輝いている


   突然、眼下に大きな箱
   クリックすると
   スーパー銭湯の茶色の屋根が現れ
   煙突から立ち上る微かな湯気に
   瞬きすると
   朝のカーテンを開けた
   私がいる



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