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詩:朝蝉の呟き


     日曜の朝
     眩い陽光が窓を射す
     朝餉の音も聞こえず
     ただ蝉の呟きが大気を突き破る

     眼を閉じると
     蝉の会話が耳元に響く
     いつの間にか
     静寂の世界に吸い込まれていく

     地震の恐怖も
     世界経済の不安も
     何もかも消える

     宇宙に浮かぶ地球
     そこに生息する生命が
     穏やかに揺れている
     心の平安

     遠くの方で微かに呟く蝉の声が
     再び
     耳元で響き
     覚醒する
  
     朝餉の音
     そして一日は始まる

                                 ゆう

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